テキスト整形ツール(改行・空白・重複削除)

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テキスト整形ツールの概要

このページは、ブラウザだけで完結するテキスト整形ツールです。PDFやスプレッドシート、メール、チャットツールなど、別のアプリからコピーした文章には、見えない空白や余計な改行、重複した行が紛れ込みがちです。そうした「コピー直後のゴミ」をワンクリックで取り除き、そのまま貼り付け直せる状態に整えるのが目的です。データはサーバーに送られず、すべてあなたのブラウザの中だけで処理されます。

クリーン化機能と入出力の例

各機能が「どう変わるか」を、Before/After で具体的に見ていきます。

1. 空行を削除

連続した改行や、半角・全角スペースだけの行をまとめて削除します。コピー時に紛れ込む見えない空行を除去するのに使います。

Before:
りんご

ばなな

みかん

After:
りんご
ばなな
みかん

2. 改行をすべて削除

テキストを1行に連結します。CSVやJSONのキー配列を「1行のカンマ区切り」に直したいときに便利です。

3. 行頭・行末の空白を削除(trim)

各行の先頭と末尾にある半角スペース・全角スペース・タブを除去します。文字の前後がそろうので、見た目のガタつきが消えます。

Before:
  りんご
   ばなな
After:
りんご
ばなな

4. 空白をすべて削除

テキスト中のすべての空白(半角・全角・タブ)を取り除きます。電話番号や郵便番号、品番のように「区切りが不要な値」を整える用途に使えます。

5. 重複行を削除

まったく同じ内容の行を1つにまとめます。順序は最初に出てきた位置を維持するので、ログやURL一覧の重複整理に向いています。

Before:
https://example.com/a
https://example.com/b
https://example.com/a
https://example.com/c
After:
https://example.com/a
https://example.com/b
https://example.com/c

6. 昇順 / 降順ソート

行単位で並べ替えます。文字コード順なので、数字よりも記号、ひらがなより漢字のほうが後ろに来ることがあります。完全に「数値の大小順」にしたい場合は、後述の正規表現的な前処理(ゼロ埋めなど)が必要になります。

7. 行番号の付与・除去

各行に「1: 」「2: 」のような番号を付けたり、逆に既存の番号を取り除いたりできます。エラーログや手順書を共有するときに、行を指して説明しやすくなります。

使い方

  1. 整形したい文章を入力欄に貼り付ける。
  2. 適用したい処理のボタンを押す。結果欄に整形後のテキストが出ます。
  3. さらに別の処理を重ねたいときは、「結果をコピー」して入力欄に貼り直し、もう一度ボタンを押します。
  4. 仕上がった文章は「結果をコピー」でクリップボードへ。やり直したいときは「クリア」で全消去できます。

下部の情報欄には、処理前と処理後の「行数」「文字数」が出ます。重複削除や空行除去で、どれだけ減ったかを確認するのに使ってください。

こんなケースで使う(実務シーン)

PDFからコピーした文章の改行を整える

PDFの本文をコピーすると、1行の途中で改行が入った状態で貼り付けられることがあります。「改行をすべて削除」で1行に連結し、必要な箇所だけ手で改行し直すのが速いです。段落間の空行は事前に「空行を削除」で消しておくと整いやすくなります。

スプレッドシートに貼ったときの空白を消す

Excel や Google スプレッドシートに貼り付けると、セル末尾に半角スペースが残って VLOOKUP や FILTER が一致しない、というトラブルがよく起きます。事前に「行頭・行末の空白を削除」を通してから貼り直すと、関数の不一致を予防できます。

メールやチャットから抜いたURLリストの重複を取る

関係者から送られてきたメールやチャットログから URL を集めると、同じリンクが何度も登場します。1行1URLに整えたうえで「重複行を削除」を実行すると、ユニークなURL一覧として書き出せます。

Markdown の整形補助

Markdownエディタによっては、保存時に末尾スペースや空行が大量に残ります。「空行を削除」「行頭・行末の空白を削除」を順に通すと、Pull Request の差分が読みやすくなります。リスト項目の重複チェックにも使えます。

SQL の整形補助

SQL クライアントからコピーした WHERE 句や IN 句に、不要な空白や改行が紛れることがあります。「行頭・行末の空白を削除」で各行をそろえ、「重複行を削除」でカラム名や値の重複を除いてから本来のフォーマッタに渡すと、結果が安定します。

HTML からコピーした文章の整形

ブラウザで選択して右クリックコピーすると、改行コードや見えないタブが入り混じります。「行頭・行末の空白を削除」と「空行を削除」を組み合わせて、純粋な本文だけに戻すのが基本パターンです。

CSV / TSV の前処理

取引先から受け取ったCSVに、空白行が間に入っていることがあります。読み込み前に「空行を削除」を通すと、パースエラーや空レコードの混入を防げます。タブ区切り(TSV)の場合も同様で、行末スペースを取り除いてから読み込ませるのが安全です。

ログ・エラーメッセージの共有

長いログを Slack や GitHub Issue に貼るとき、「行番号を付与」で番号を付けてから貼ると「3行目で例外」のように指して話しやすくなります。逆に他人からもらった「1: ...」付きのログは「行番号を除去」で実テキストに戻せます。

正規表現で代用できる場面・できない場面

これらの処理の多くは、エディタの正規表現置換でも実現できます。たとえば「行頭・行末の空白削除」は ^\s+|\s+$ を空文字に置換すれば再現できますし、「空行削除」も ^\s*\n で消せます。

一方、正規表現が苦手な処理もあります。「重複行の削除」は完全一致比較が必要で、正規表現単体ではきれいに書けません。「行のソート」も同様に、エディタ側のソート機能か外部スクリプトに頼る必要があります。複数の処理を順に重ねていく場面では、ボタン1つで結果がプレビューされるツール側のほうが手数が少なく済みます。

文字エンコーディング・改行コードと整形

ファイルから直接読み込むのではなく、コピーペーストでブラウザに貼り付ける場合、エンコーディング(UTF-8など)はブラウザ側で正規化されるので意識する必要はあまりありません。ただし、貼り付け元と貼り付け先のあいだで「改行コード」が違うと、思わぬ崩れが起きます。

  • LF\n): macOS / Linux / 多くの開発環境の標準。
  • CRLF\r\n): Windows のメモ帳や一部のメールクライアントの標準。
  • CR\r): 古い Mac OS など、現在ではほぼ見かけない。

このツールはブラウザの textarea を通すため、貼り付け時にほぼ LF に正規化されます。さらに「改行をすべて削除」「空行を削除」を通すと、CR が残っているケースでも結果側ではきれいな状態になります。UTF-8 BOM(ファイル先頭の不可視3バイト)は、コピーペーストでは持ち込まれないため、ここでは気にしなくて構いません。BOMの混入を疑う場合は、元ファイルをエディタで開いて保存し直すのが確実です。

処理を組み合わせるときのおすすめ順序

  1. まず「行頭・行末の空白を削除」で各行をそろえる。
  2. 次に「空行を削除」で隙間を詰める。
  3. 必要なら「重複行を削除」でユニーク化する。
  4. 最後に「昇順ソート」「行番号付与」など、見せ方を整える処理を当てる。

順序を逆にすると、「空白付き行」と「空白なし行」が別物として扱われ、重複削除が効きづらくなります。空白の正規化を先にやるのがポイントです。

よくある質問

はい。ボタンを押すたびに結果が更新されます。結果をそのまま入力に使いたい場合は、結果をコピーして入力欄に貼り直してください。
いいえ、すべての処理はブラウザ上で完結します。入力データが外部に送信されることは一切ありません。
はい。半角スペース・全角スペース・タブのいずれも空白として扱い、削除対象になります。「空行を削除」では「全角スペースだけの行」も空行として除去します。
はい、完全一致で比較します。Appleapple は別の行と見なします。大文字・小文字をそろえてから重複削除したい場合は、テキストエディタ側で一括置換しておくと正確です。
このツールのソートは文字コード順で動きます。たとえば「2, 10, 1」をそのまま昇順にすると「1, 10, 2」になります。数値順にしたいときは、各値をゼロ埋め(001, 002, 010 のように桁数をそろえる)してからソートしてください。
現バージョンは「1」から付与する仕様です。途中の行を抜き出して使う場合は、付与後にエディタ側で先頭の数字部分だけ一括置換するのが速いです。
ブラウザの textarea を介するため、結果は基本的に LF(\n)で出力されます。Windowsアプリに貼り付けると貼付先側で CRLF に変換されることが多く、通常は意識する必要がありません。
入力欄の内容は処理によって書き変わりません(結果欄にだけ出力されます)。万一上書きしてしまった場合に備えて、長文を扱うときは作業前のテキストを別の場所にも残しておくと安全です。