時差計算ツール

世界の都市と時刻を一発換算

このツールは、東京(日本標準時/JST)と海外主要都市の時差を求め、指定した日時をそのまま現地の何時何分に当たるかへ変換します。出発地と目的地を選び、日時を入れるだけで、時差・出発地時刻・現地時刻の3つが一画面に並びます。サマータイム(夏時間)の切り替わりは内部のIntl APIが自動判定するため、3月や11月といった切り替え月をまたぐ出張・旅行の予定でも、自分でカレンダーを確認する手間がありません。社内チャットで「ニューヨーク本社のチームと話す日程を決めたい」「シドニー支社に資料を送るタイミングを揃えたい」というときに、ブラウザのタブひとつで現地時刻を即答できます。

東京基準・主要10都市の時差早見表

下表は東京(JST/UTC+9)を基準にした、海外主要都市との時差です。「冬」は標準時、「夏」はサマータイム期間中の時差を示します。サマータイムを採用していない都市は同じ値が並びます。

都市冬時間との差夏時間との差タイムゾーン略号
ニューヨーク(米東部)-14時間-13時間EST / EDT
ロサンゼルス(米西部)-17時間-16時間PST / PDT
シカゴ(米中部)-15時間-14時間CST / CDT
ロンドン-9時間-8時間GMT / BST
パリ・ベルリン-8時間-7時間CET / CEST
ドバイ-5時間-5時間GST
バンコク-2時間-2時間ICT
シンガポール・台北-1時間-1時間SGT / CST
ソウル0時間0時間KST
シドニー(豪東部)+1時間+2時間AEST / AEDT

使い方の流れ

  1. 「出発地(基準)」のプルダウンから、自分が今いる都市または基準にしたい都市を選びます。日本国内から使う場合は「東京」のままでOKです。
  2. 「目的地」のプルダウンから、相手の都市を選びます。会議相手が複数地域にまたがる場合は、影響の大きい拠点(最も早い時刻 or 最も遅い時刻になる側)を先に確認するのが効率的です。
  3. 日時の欄に、基準にしたい日付と時刻を入力します。「現在時刻をセット」を押せば、ボタン一発で今の時刻が入ります。
  4. 結果エリアに「時差」「出発地の時刻」「目的地の時刻」が表示されます。↕ボタンで出発地と目的地を入れ替えれば、逆方向の換算もワンクリックです。
  5. 「結果をコピー」を押すと、テキスト形式で時差と両都市の時刻がクリップボードにコピーされ、メールやSlackにそのまま貼り付けできます。

こんな場面で役立つ

  • 海外拠点とのオンライン会議の調整:日本側の朝9時はニューヨークの前日19時。米西海岸オフィスとの定例会議は、米側に無理がない時間帯(日本の朝7〜10時/現地の14〜17時)に設定するのが定番です。出席者が3拠点以上になる場合は、それぞれの都市について本ツールで現地時刻を確認し、誰の業務時間外にもならない交点を探します。
  • 海外出張の航空券・ホテル予約:日本を月曜の夜21時に発ち、ニューヨークに到着するのは現地時刻で月曜の夜(同日)。日付をまたぐ・戻る感覚に注意しないと、ホテルのチェックイン日や空港送迎の予約日を1日ずらしてしまいがちです。出発便の日時を入力して現地着の時刻を事前に確認しておくと、予約フォームに迷わず日付を入れられます。
  • 越境ECの注文・問い合わせ対応:海外サプライヤーや顧客サポートのカットオフ時刻を把握する際に使います。たとえばロサンゼルス本社のカスタマーセンター営業時間が現地8〜17時の場合、日本からは深夜1時〜翌朝10時(夏は深夜0時〜翌朝9時)が連絡可能枠と分かります。
  • 海外配信・eスポーツ大会の視聴:「米国時間 Sunday 6:00 PM ET 配信開始」というような告知を、自分のカレンダーに登録するときに使います。日本では月曜の朝7〜8時頃の開始だと事前に分かれば、寝坊や見逃しを防げます。
  • 家族・友人との国際電話のタイミング:留学中の家族や海外赴任中のパートナーに連絡するとき、相手の起床時間や就寝時間に踏み込まない時間帯を把握できます。週末を挟むと曜日もずれるので、日付付きで確認できる点がメリットです。

サマータイム(DST)の基礎知識

サマータイム(Daylight Saving Time)は、日照時間が長い夏に時計を1時間進める制度で、「日本との時差が1時間縮まる」ように見えるのが特徴です。米国・カナダ・欧州・オーストラリア南東部・ニュージーランドなど、緯度が高い国・地域で採用されています。一方で、日本・韓国・中国・シンガポール・タイ・インド・UAE・南アジア諸国などはサマータイムを採用していないため、年間を通じて時差は固定です。

主要地域の切り替え時期は以下の通りです(年度によって日付は変動します)。

地域夏時間の開始夏時間の終了
米国・カナダ3月の第2日曜11月の第1日曜
欧州(EU・英国)3月の最終日曜10月の最終日曜
オーストラリア(東部)10月の第1日曜4月の第1日曜
日本採用なし(年中UTC+9固定)

日本がサマータイムを採用していない理由は、緯度が比較的低く夏冬の日照時間差が小さいため経済効果が限定的であること、また過去に試験導入された際(戦後の1948〜1951年)に労働時間の延長などの問題が指摘され廃止された経緯があるためです。米欧と切り替え時期がずれる3月中旬〜4月初旬、10月下旬〜11月初旬は、いつもの時差感覚と1時間ずれるタイミングなので、出張や会議予定の作成時には特に注意が必要です。

計算上の注意点

  • 本ツールはブラウザのIntl APIで各都市のタイムゾーンを判定しています。サマータイムの開始・終了日も自動反映されますが、各国の制度変更(例:2024年以降のメキシコの一部地域の廃止など)に追随するのはブラウザのアップデート次第のため、政治・制度的な変更直後は念のため公式情報の確認をおすすめします。
  • 同じ国でも州・地域によってタイムゾーンが異なる場合があります。米国はEST/CST/MST/PSTなど4つの本土タイムゾーンを持ち、ハワイやアラスカはさらに別枠です。オーストラリアもパース(西部)・アデレード(中部)・シドニー(東部)で時差があります。「アメリカ時間」「オーストラリア時間」とまとめずに、相手都市を具体的に確認してから計算してください。
  • ロシア・ブラジル・カザフスタンなど、近年サマータイムを廃止した国があります。古い情報源で「夏は1時間ずれる」と書かれていても、現行制度では変わっていないケースがあるため、年単位で情報を更新してください。
  • 会議招待をカレンダーアプリで送る際は、必ず「タイムゾーン付き」で送信するのが事故防止の基本です。本ツールで現地時刻を確認したうえで、Outlook・Googleカレンダーの招待メール側はJSTやETといった時刻表記をしっかり明示しましょう。

よくある質問

はい。ブラウザのIntl APIを使用しているため、サマータイム(夏時間)の切り替わりは自動的に考慮されます。米国は3月第2日曜〜11月第1日曜、欧州は3月最終日曜〜10月最終日曜が夏時間期間です。指定した日時がこの期間内に入っていれば、自動的に夏時間ベースで計算されます。
いいえ、すべての処理はブラウザ上で完結します。選択した都市や日時が外部サーバーに送られることはありませんので、社内会議のスケジュールや出張予定の日付など、第三者に知られたくない情報も安心して入力できます。
時差が大きい都市同士では、現地時刻が前日や翌日に回り込むのが正常な動作です。例えば東京の月曜朝9時はニューヨークでは日曜の前日19時、ロサンゼルスでは日曜16時です。日付を見落とすとミーティングを丸1日ずらして設定してしまう原因になるので、結果欄に表示された「年月日+時刻」を必ずセットで確認してください。
米国・カナダは3月第2日曜から11月第1日曜まで、欧州(EU・英国)は3月最終日曜から10月最終日曜までが夏時間期間です。オーストラリア東部は南半球なので逆で、10月第1日曜から翌4月第1日曜までが夏時間です。米欧は約2週間ずれて切り替わるため、3月中旬・10月下旬は普段と時差が1時間変わるタイミングだと覚えておくと安心です。
中国は東西に約5,000kmの広がりを持つにもかかわらず、全土で「北京時間(CST/UTC+8)」を使用しています。これは行政運用上の理由で1949年以降統一されたためで、新疆ウイグル自治区など西部地域では民間で実質的に2時間程度ずれた生活時間を使うことがあります。ビジネスの公式な約束事は北京時間で進むため、本ツールでも上海・北京・香港はすべて同じUTC+8として扱われます。
日本は1948〜1951年にGHQ主導で一度サマータイムを導入しましたが、長時間労働の助長や生活リズムの乱れが問題視されて廃止されました。以降、緯度が中緯度帯で夏冬の日照時間差がそれほど大きくないこと、システム改修コストが莫大なことなどから再導入は見送られています。そのため日本は年間を通じてUTC+9で固定です。
カレンダーアプリ(Outlook・Googleカレンダー等)で会議招待を送るときは、必ずタイムゾーン情報を含めて送信してください。本ツールで日本時刻と現地時刻の両方を確認したうえで、招待メール本文には「JST 9:00 / ET 20:00 (previous day)」のように両方併記しておくと、相手側のカレンダー設定がずれていても誤解を防げます。特に夏時間の切り替わり週は、招待メールの自動表示時刻と実際の現地時刻が1時間ずれるトラブルが起きやすいので注意が必要です。