このツールがしている計算
音声ファイルの大きさを、フォーマット・音質の設定・再生時間から計算します。MP3・AAC・OGGは「ビットレート(kbps)×1,000×秒数÷8」、WAV・AIFFは「サンプルレート×ビット深度×チャンネル数×秒数÷8」でバイト数を出し、1MB=1,048,576バイトでMB・GBに直しています。FLACだけは実際の縮み方が曲ごとに違うため、WAVの60%と仮定した目安です。
| フォーマット | 1秒あたりのバイト数 | 3分の例 |
|---|---|---|
| MP3・AAC・OGG | ビットレート(kbps)×1,000÷8 | 128kbps → 2,880,000バイト(2.75MB) |
| WAV・AIFF | サンプルレート×ビット深度×チャンネル数÷8 | 44.1kHz・16bit・ステレオ → 31,752,000バイト(30.3MB) |
| FLAC | WAVと同じ計算×0.6 | 44.1kHz・16bit・ステレオ → 19,051,200バイト(18.2MB) |
結果の大きな数字の下には、MBに直す前のバイト数も表示します(FLACは1バイト未満を四捨五入)。「1分あたり」「1時間あたり」は同じ設定で長さだけを変えた値です。
「MB」の数え方で数字が約4.9%変わる
1MBを1,048,576バイト(1,024×1,024)とする数え方と、1,000,000バイトとする数え方があり、同じファイルでも後者のほうが約4.9%大きな数字になります。このツールは前者です。MP3 128kbpsで3分のファイルは2,880,000バイトなので、このツールでは2.75MB、1,000,000バイトで数えると2.88MBです。
アップロードの上限や添付の制限ぎりぎりで迷うときは、MBではなくバイト数どうしで比べると取り違えがありません。なお、ビットレートの「k」はこのツールでは1,000として計算しています(128kbps=1秒あたり128,000ビット)。
MP3・AAC・OGGは、同じビットレートならモノラルでも同じ大きさ
このツールは、MP3・AAC・OGGのビットレートを全チャンネル合計の値として扱い、サイズをビットレートと時間だけで計算します。そのため、モノラル/ステレオを切り替えても結果は変わりません(128kbpsで60分なら、どちらも54.9MB)。トーク番組などで容量を減らしたいときは、ビットレートを下げた数字を比べます。64kbpsなら60分で27.5MBです。
一方、WAV・AIFF・FLACはチャンネル数に比例するので、モノラルにするとちょうど半分になります(WAV 44.1kHz・16bitの60分:ステレオ605.6MB → モノラル302.8MB)。
よく使う設定のサイズ
このツールで計算した値です(ステレオ、1MB=1,048,576バイト)。
| 設定 | 1分 | 3分 | 60分 |
|---|---|---|---|
| MP3 64kbps | 0.46MB | 1.37MB | 27.5MB |
| MP3 128kbps | 0.92MB | 2.75MB | 54.9MB |
| MP3 320kbps | 2.29MB | 6.87MB | 137.3MB |
| AAC 256kbps | 1.83MB | 5.49MB | 109.9MB |
| WAV 44.1kHz・16bit | 10.1MB | 30.3MB | 605.6MB |
| WAV 48kHz・24bit | 16.5MB | 49.4MB | 988.8MB |
| WAV 96kHz・24bit | 33.0MB | 98.9MB | 1.93GB |
| FLAC 44.1kHz・16bit(60%と仮定) | 6.06MB | 18.2MB | 363.4MB |
96kHz・24bitは、サンプルレートが44.1kHzの約2.18倍、ビット深度が16bitの1.5倍なので、44.1kHz・16bitの約3.27倍の大きさになります。
実際のファイルと数字が合わないとき
- タグやジャケット画像:曲名・アーティスト名などのタグ情報や、埋め込んだ画像の分は計算に入っていません。画像を埋め込むと、その画像の大きさだけ増えます。
- 可変ビットレート(VBR):このツールは、選んだビットレートがずっと一定(CBR)として計算します。VBRで書き出したファイルは場所によってビットレートが変わるので、結果とずれます。
- FLAC:「WAVの60%」は決め打ちの値です。FLAC公式サイトは、FLACで圧縮しても情報は失われず、元に戻した音声はエンコード前とビット単位で同じになると説明しています(https://xiph.org/flac/features.html)。どこまで小さくなるかは音の中身で決まるため、この欄は目安として見てください。
- WAVの4GBの壁:WAVは形式の仕組み上、1ファイルで扱える大きさが4,294,967,296バイト(このツールの表示で4.00GB)までで、それを超える長時間録音向けにRF64という拡張形式が作られています(EBU Tech 3306 https://tech.ebu.ch/docs/tech/tech3306v1_1.pdf)。このツールの計算では、ステレオの44.1kHz・16bitで約6時間45分、48kHz・24bitで約4時間8分、96kHz・24bitで約2時間4分がこの大きさに当たります。
- 「CD(700MB)で収録可能」の欄:700MB(このツールの数え方)にファイルとして入る長さです。音楽CDとして焼くときの収録時間とは別のものです。
時間の入れ方
再生時間は「分×60+秒」で計算するので、90分は「90分0秒」、1分半は「1分30秒」でも「0分90秒」でも同じ結果になります(MP3 128kbpsの1分半は1.37MB)。分の欄に小数(1.5など)を入れた場合も、その値のとおり計算します。結果を出したあとにフォーマットや時間を変えると、計算ボタンを押し直さなくても結果が入れ替わります。