時給計算ツールとは?
月給・年収・勤務日数・勤務時間から時給を換算したり、時給から月給・年収を逆算したりできる計算ツールです。「月給→時給」「時給→月給」「月給→年収」の3パターンに対応し、勤務日数や1日の勤務時間を自由に設定できます。ブラウザ上で計算が完結するため、入力した給与情報がサーバーに送信されることはなく、スマートフォンからも快適に使えます。
計算式
| 変換 | 計算式 |
|---|---|
| 月給→時給 | 月給 ÷ 勤務日数 ÷ 勤務時間 |
| 時給→月給 | 時給 × 勤務時間 × 勤務日数 |
| 月給→年収 | 月給 × 12 + ボーナス |
使い方
月給→時給を計算する
- 「月給→時給」タブを選びます。
- 月給(円)を入力します。基本給ベースで計算したい場合は、各種手当を差し引いた金額を入力してください。
- 月の勤務日数を入力します。完全週休2日制なら20〜21日、週休2日制(土曜の出勤あり)なら22日前後が目安です。
- 1日の勤務時間を入力します(標準は8時間、0.5時間刻みで指定可能)。
- 「計算する」を押すと、実質時給が表示されます。
時給→月給を計算する
- 「時給→月給」タブを選び、時給・勤務日数・1日の勤務時間を入力します。
- 「計算する」を押すと、月給見込みが表示されます。
月給→年収を計算する
- 「月給→年収」タブを選び、月給と年間ボーナス総額を入力します。
- 「計算する」を押すと、額面年収が表示されます。
計算例
例1:月給25万円・週休2日(月22日勤務)・1日8時間
250,000 ÷ 22 ÷ 8 = 約 1,420 円/時。アルバイトの最低賃金(東京1,113円・2024年10月時点)を上回りますが、残業を毎日2時間続けると実質時給は約1,140円まで下がります。「自分の時間単価が、応募中のアルバイトの時給を下回っていないか」を判断する目安になります。
例2:時給1,500円・月22日・1日8時間
1,500 × 8 × 22 = 264,000 円。これに通勤手当やボーナスを加味して実際の月収となります。週3日のシフト(月12日)に減らすと月収は144,000円となり、年収は約173万円。扶養の壁(103万円・130万円・150万円)と照らし合わせる際の参考にもなります。
例3:月給25万円・年間ボーナス70万円
250,000 × 12 + 700,000 = 370 万円が額面年収。社会保険料・所得税・住民税が差し引かれた手取りは、年収帯にもよりますが約76〜80%程度(ここでは約280〜296万円)が目安です。
こんなときに使う
- 転職・求人の比較:月給制と時給制の求人を同じ尺度で比較できます。年俸制の求人を時給に換算すれば、手取りベースで「どちらが得か」を冷静に判断できます。
- 残業の損益判断:今の月給を時給換算し、残業代の単価が時給を下回っていないかを確認できます。固定残業代(みなし残業)が設定されている場合は特に注意が必要です。
- 副業・フリーランスの単価設定:会社員時代の時給を基準に、業務委託の時給を見積もります。社会保険料の自己負担増などを考慮すると、会社員時代の1.5〜2倍が一つの目安です。
- パート・アルバイトの応募判断:「月いくら稼ぎたいか」から逆算して、必要な時給と勤務日数の組み合わせを設計できます。
- 働き方の見直し:労働時間が増えるほど実質時給が下がることを可視化することで、サービス残業の削減や有給取得の動機づけにつながります。
計算上の注意点
- 本ツールは額面ベースで計算します。実際の手取りは社会保険料・所得税・住民税が差し引かれるため、おおむね額面の76〜85%程度です。手取りを正確に求めたい場合は、別途「手取り計算ツール」を併用してください。
- 残業代・通勤手当・住宅手当などの各種手当は含まれません。これらを含めた「実質時給」を算出したい場合は、月給に各手当を合算してから入力してください。
- 勤務日数は「実労働日」を入力します。有給休暇取得日や祝日が多い月は、その月の実態に合わせて日数を減らしてください。
- みなし残業(固定残業代)が月給に含まれている場合、固定残業時間も1日の勤務時間に加算しないと、実質時給が高く見えてしまいます。例えば月給に20時間分の固定残業代が含まれているなら、22日勤務なら1日あたり約0.9時間を上乗せして計算してください。
- 本ツールは個人の給与水準の確認や求人比較を目的とした参考値計算であり、税務・労務の正式な判定には使えません。社会保険料率や税率は最新の制度をご確認ください。