食塩相当量計算ツールとは?
本ツールは、食品の栄養成分表示に記載されている「ナトリウム(mg)」を「食塩相当量(g)」に自動換算し、1日の目標量(厚生労働省「日本人の食事摂取基準」に基づく)との比較を表示する無料ツールです。ナトリウム表記と食塩相当量表記が混在する日本の食品ラベルを、分かりやすい単位に統一して確認できます。
ナトリウムと食塩相当量の換算式
ナトリウム(mg)から食塩相当量(g)への換算は、次の式で計算します。
食塩相当量(g) = ナトリウム(mg) × 2.54 ÷ 1,000
これは、食塩(塩化ナトリウム:NaCl)の分子量のうちナトリウム(Na)が占める割合(約39.3%)から導かれる定数です。逆方向の変換式は次のとおりです。
ナトリウム(mg) = 食塩相当量(g) × 1,000 ÷ 2.54
1日の食塩摂取目標量(厚生労働省)
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、食塩相当量の1日目標量は以下のように設定されています。
| 対象 | 目標量 |
|---|---|
| 成人男性(18歳以上) | 7.5 g/日 未満 |
| 成人女性(18歳以上) | 6.5 g/日 未満 |
| 高血圧および慢性腎臓病(CKD)の重症化予防 | 6.0 g/日 未満 |
| 1〜2歳 | 3.0 g/日 未満 |
| 3〜5歳 | 3.5 g/日 未満 |
| 6〜7歳 | 4.5 g/日 未満 |
| 8〜9歳 | 5.0 g/日 未満 |
| 10〜11歳 | 6.0 g/日 未満 |
| 12〜14歳 | 男 7.0 / 女 6.5 g/日 未満 |
なお、世界保健機関(WHO)は成人の食塩摂取量として5g/日未満を推奨しています。日本人の平均摂取量は男性10.9g、女性9.3g(令和元年国民健康・栄養調査)と、目標量を大きく上回っているのが実情です。
減塩のコツ
- 加工食品・外食を控える:ハム・ソーセージ・インスタント食品・菓子パン等に多く含まれます
- 麺類のスープは飲み干さない:ラーメンのスープを残すだけで食塩量が約半分に
- だしの旨味を活用する:昆布・鰹節・椎茸などの旨味で薄味でも満足感を高める
- 酸味・香辛料を使う:レモン・酢・胡椒・生姜などで風味を補う
- 栄養成分表示をチェック:購入時にナトリウム量または食塩相当量を確認する習慣をつける
出典・参考資料
※ 本ツールの計算結果は栄養管理の参考値として提供するものです。疾患の治療や栄養指導については、医師・管理栄養士等の専門家にご相談ください。