視力換算ツール

D (0.1)C (0.3)B (0.7)A (1.0)A+ (2.0)
小数視力(日本式)-
LogMAR値-
Snellen(フィート)-
Snellen(メートル)-
状態-

視力換算ツールとは?

日本で一般的な小数視力を、海外で使われるSnellen視力やLogMAR値に変換するツールです。眼科の検査結果を海外基準で確認したい場合や、海外論文の視力を日本式に読み替えたい場合に便利です。すべての計算はブラウザ内で完結し、入力した数値が外部に送信されることはありません。なお本ツールは視力表記の換算を目的としたもので、医学的な診断・処方に用いるものではありません。視界のかすみ・歪み・急激な視力低下などの症状がある場合は、必ず眼科を受診してください。

視力の表記方法の違い

小数視力(日本式)

日本やアジアで使用される表記法です。正常視力を「1.0」とし、数値が大きいほど視力が良いことを示します。ランドルト環(Cの記号)で測定します。

Snellen視力(欧米式)

アメリカでは「20/20」(フィート基準)、イギリスでは「6/6」(メートル基準)が正常視力です。分母が大きいほど視力が悪いことを意味します。

LogMAR値

最小分離角の対数で、臨床研究や学術論文で使われます。0.0が正常視力(1.0)、値が大きいほど視力が悪く、マイナスは1.0以上の視力です。

換算の計算式

変換計算式
小数視力 → LogMAR-log10(小数視力)1.0 → 0.00
小数視力 → Snellen(ft)20/(20/小数視力)0.5 → 20/40
小数視力 → Snellen(m)6/(6/小数視力)0.5 → 6/12

視力換算 早見表

小数視力LogMARSnellen(ft)Snellen(m)判定
2.0-0.3020/106/3A
1.5-0.1820/136/4A
1.2-0.0820/176/5A
1.00.0020/206/6A
0.90.0520/226/7B
0.70.1520/296/9B
0.50.3020/406/12C
0.30.5220/676/20C
0.11.0020/2006/60D
0.051.3020/4006/120D
0.012.0020/20006/600D

日本の視力判定基準

判定視力意味
A1.0以上教室のどの席でも黒板が見える
B0.7〜0.9後ろの席だとやや見えにくい
C0.3〜0.6前の方の席でないと見えにくい
D0.3未満眼鏡が必要

運転免許の視力基準

免許区分必要な視力
普通免許両眼0.7以上、かつ片眼0.3以上
大型免許両眼0.8以上、かつ片眼0.5以上
原付・小型特殊両眼0.5以上

運転免許に必要な視力の詳細基準

道路交通法施行規則で定められた免許区分ごとの視力基準は、用途に応じて段階的に厳しくなります。深視力(奥行き感覚)が問われる区分もあるため、両眼合算の数値だけでなく片眼ごとの値も重要です。基準を満たさない場合は眼鏡・コンタクト着用で再測定し、それでも届かないときは免許更新ができないため早めに眼科を受診してください。

免許区分両眼視力片眼視力深視力
普通・準中型・自動二輪0.7以上各0.3以上不要
中型・大型・けん引0.8以上各0.5以上3回平均で誤差2cm以内
第二種(タクシー・バス)0.8以上各0.5以上3回平均で誤差2cm以内
原付・小型特殊0.5以上片眼の場合は0.5以上+視野150°以上不要

※深視力検査は5mの距離から3本の棒の前後関係を見分ける検査で、二種免許や中型以上で必須です。

年代別の平均視力と裸眼視力1.0未満の割合

文部科学省「学校保健統計調査」によれば、裸眼視力1.0未満の割合は学年が上がるほど増え、高校生ではおよそ7割に達します。デジタルデバイスの使用時間増加が背景にあると指摘されており、子どもの視力低下は近年さらに顕著です。下表は最新の学校保健統計および主要な眼科学会データに基づく目安です。

年代裸眼視力1.0未満の割合(目安)主な傾向
幼稚園(5歳)約25%遠視・斜視・弱視のスクリーニング期
小学生約38%近視の進行が始まる学年
中学生約61%近視進行のピーク
高校生約71%強度近視(-6.00D以下)も増える
40代以降近見視力の低下が顕著老視(老眼)の自覚開始
60代以降個人差大白内障・緑内障・加齢黄斑変性のリスク上昇

近視・遠視・乱視・老視の見え方の違い

視力低下の原因は屈折異常(近視・遠視・乱視)と調節力低下(老視)に大別されます。自分がどのタイプかで、メガネ・コンタクトの選び方や生活上の対処が変わります。以下はあくまで一般的な特徴であり、正確な診断は眼科でしか行えません。見え方に違和感があれば自己判断せず受診してください。

  • 近視(Myopia):遠くがぼやけ、近くは見える。眼軸が長い・角膜屈折力が強いことが原因。凹レンズ(マイナス度数)で矯正。
  • 遠視(Hyperopia):近くも遠くも疲れやすい。軽度なら自覚しにくく、子どもでは弱視の原因になる。凸レンズ(プラス度数)で矯正。
  • 乱視(Astigmatism):物が二重・ブレて見える。角膜や水晶体の歪みが原因。円柱レンズで方向別に矯正。
  • 老視(Presbyopia):手元が見えにくくなる加齢変化。40代から進行し、近用眼鏡や遠近両用で対応。
  • 不同視:左右の度数差が大きい状態。2D以上の差があると左右像の大きさが違って疲れやすい。

眼科受診を強く推奨するサイン

視力低下の多くは屈折異常で済みますが、急激な変化や片眼性の症状は緑内障・網膜剥離・加齢黄斑変性などの重大疾患のサインです。失明や恒久的な視野欠損につながる可能性があるため、以下に当てはまる場合は様子を見ずに必ず眼科を受診してください。救急性の高いものは夜間でも救急外来へ。

  • 視野の一部が突然欠ける、カーテンがかかったように見える(網膜剥離の疑い)
  • 飛蚊症が急に増えた、光が走るように見える(光視症)
  • 片眼だけ急に見えにくくなった(網膜中心動脈閉塞症など緊急疾患の可能性)
  • 頭痛・吐き気を伴う眼痛、目の充血と霧視(急性緑内障発作の疑い・数時間以内の受診が必要)
  • 物が歪んで見える、中心が暗く見える(加齢黄斑変性の可能性)
  • 子どもが物を極端に近づけて見る、目を細める、片眼をつぶる(屈折異常・斜視・弱視)
  • 糖尿病の指摘を受けている方の視力変化(糖尿病網膜症のリスク)

※視力低下そのものが命に関わるケースは稀ですが、急性緑内障発作のように放置すると数日で失明する疾患も存在します。「迷ったら受診」が原則です。

スマホ・PC作業と視力(20-20-20ルール)

近業(30cm以内を長時間見る作業)は調節けいれんやドライアイの原因となり、見かけの視力低下を招きます。米国眼科学会(AAO)が推奨する「20-20-20ルール」を取り入れると、目の負担を大きく減らせます。

対策内容期待できる効果
20-20-20ルール20分ごとに20フィート(約6m)先を20秒見る調節けいれんの予防・眼精疲労軽減
画面距離スマホ30cm以上・PC50〜70cm近視進行・ドライアイ抑制
瞬き意識的に瞬きを増やす(通常は作業中に1/3に減る)ドライアイ予防
屋外活動1日2時間以上の外遊び(子どもの近視進行抑制に有効)近視発症リスク低下(複数の疫学研究)
環境光画面と周囲の明るさ差を小さくコントラスト疲労の軽減

強度近視(-6.00D以下)に潜むリスク

近視の度数が-6.00D以下になると「強度近視」と呼ばれ、眼軸長が伸びることで網膜が薄く引き伸ばされ、合併症リスクが高まります。日本人は特に強度近視の有病率が高いとされ、若年層での増加が問題視されています。下表は強度近視に伴う主な合併症と発症リスクの目安です。該当する度数の方は、症状がなくても年1回の眼科検査が推奨されます。

合併症強度近視でのリスク主な症状
網膜剥離一般の数倍〜十数倍飛蚊症増加・視野欠損・光視症
緑内障2〜3倍初期は無自覚・視野欠損
近視性黄斑症強度近視特有中心視力の低下・歪み
白内障(核性)若年発症の可能性かすみ・まぶしさ

※度数(D値)と裸眼視力は完全には対応しません。「-3.00Dでも見え方が良い人」もいるため、視力値だけでなく屈折度数(処方箋のSPH欄)も把握しておくと安心です。

よくある質問

日本の視力は小数(例: 1.0)で表記し、Snellenは分数(例: 20/20)で表記します。小数視力1.0 = Snellen 20/20(フィート)= 6/6(メートル)です。日本では5mのランドルト環、アメリカでは20フィートのSnellenチャートが標準です。
普通免許は両眼0.7以上かつ片眼0.3以上、大型免許は両眼0.8以上かつ片眼0.5以上、原付・小型特殊は両眼0.5以上が必要です。中型以上と第二種免許では深視力検査(3回平均で誤差2cm以内)もあります。
違います。視力は「見える指標」(測定値)で、度数(D:ジオプター)は「レンズの屈折力」を示します。目安としては-1.00Dで視力0.3〜0.7、-3.00Dで0.1前後、-6.00D以下は強度近視に分類されます。ただし個人差が大きく、同じ度数でも見え方は人によって異なるため、必ず眼科・眼鏡店で正確に測定してください。
急激な視力低下、片眼だけのかすみ、視野欠損、強い目の痛みや頭痛を伴う場合は、網膜剥離・急性緑内障発作・網膜中心動脈閉塞症などの重大疾患の可能性があります。様子を見ず、当日中に眼科または救急外来を受診してください。放置すると失明につながる疾患もあります。
学校健診のC判定(0.3〜0.6)は「眼科受診をおすすめする」サインです。近視の進行は早期介入で抑制できる可能性があるため、低濃度アトロピン点眼やオルソケラトロジーなど治療法について眼科専門医に相談してください。放置して弱視や強度近視に進むケースもあるため、必ず受診を。
近業時間の長さと屋外活動時間の短さは、複数の疫学研究で近視進行と関連が示されています。日本眼科医会も「1日2時間以上の屋外活動」と「20-20-20ルール」を推奨しています。ただし生活習慣だけでなく遺伝要因も大きいため、進行が早い場合は眼科で相談してください。
一般的に40歳前後から自覚症状が出始め、60歳ごろまで進行します。手元の小さな文字が読みにくい、近くを見たあとに遠くがぼやけるなどが初期サイン。市販の老眼鏡で対応できる場合もありますが、左右差や乱視がある方は眼科で処方を受けたほうが疲れにくくなります。
いいえ、すべての計算はブラウザ上で完結します。入力データが外部に送信されることはありません。