1小節の秒数 = 60 ÷ BPM × (分子 × 4 ÷ 分母)
BPMは1分あたりの拍数です。このツールはBPMを4分音符が1分間に何回鳴るかとして扱い、1拍の長さを 60 ÷ BPM 秒とします。拍子の「分子 × 4 ÷ 分母」は1小節に4分音符が何個分入るかを表し、4/4なら4、3/4なら3、6/8なら3、7/8なら3.5です。この2つを掛けた1小節の秒数が、ほかのすべての計算の基準になります。
| 項目 | 計算式 |
|---|---|
| 1拍の長さ(秒) | 60 ÷ BPM(拍子に関係なく4分音符1つ分) |
| 1小節の長さ(秒) | 60 ÷ BPM × (分子 × 4 ÷ 分母) |
| 演奏時間(秒) | 1小節の長さ × 小節数 |
| 小節数 | (分 × 60 + 秒) ÷ 1小節の長さ |
| 4小節・8小節の長さ | 1小節の長さ × 4、× 8 |
計算例:32小節の長さ・30秒に入る小節数・3分30秒の小節数
- BPM120・4/4・32小節:1小節 = 60 ÷ 120 × 4 = 2秒。2 × 32 = 64秒で、結果は「1 分 4.0 秒」と表示されます。
- BPM128・4/4・0分30秒:1小節 = 60 ÷ 128 × 4 = 1.875秒。30 ÷ 1.875 = 16 で、30秒にちょうど16小節が収まります。
- BPM130・4/4・3分30秒:1小節 = 60 ÷ 130 × 4 ≒ 1.846秒。210秒 ÷ 1.846… = 113.75 となり、大きな表示は「113.8 小節」、その下に「整数: 113 小節」と出ます。
6/8や2/2のテンポは4分音符に換算して入力する
BPM欄の値は常に4分音符基準です。楽譜のテンポが別の音符で書かれている場合は、4分音符の数に直してから入力します。
- 6/8で「付点4分音符 = 80」:付点4分音符は4分音符1.5個分なので、80 × 1.5 = 120 を入力します。BPM120・6/8なら1小節1.5秒、16小節で24秒です。80のまま入れると1小節2.25秒・16小節36秒となり、1.5倍長く出ます。
- 2/2で「2分音符 = 60」:2分音符は4分音符2個分なので120を入力します。BPM120では2/2も4/4も1小節2秒で、同じ長さになります。
- 7/8などの変拍子:「カスタム」で分子7・分母8を選びます。BPM140・7/8なら1小節 = 60 ÷ 140 × 3.5 = 1.5秒です。
結果の「1拍の長さ」カードも 60 ÷ BPM をそのまま表示するため、6/8や7/8でも8分音符ではなく4分音符1つ分の長さが出ます。
入力できる範囲と端数の扱い
- BPMは20〜400の範囲で、120.5のような小数も使えます。拍子の分子は1〜32、分母は2・4・8・16から選びます。
- 小節数と、演奏時間の分・秒は整数として読み取ります。小数を入れると小数点以下は切り捨てられ、8.5小節は8小節、15.5秒は15秒として計算されます。
- 秒の欄に60以上を入れても、そのまま足し算されます。0分90秒は1分30秒と同じ扱いです。
- 演奏時間は、60秒未満なら小数第2位まで(例: 24.00 秒)、60秒以上なら「分」と小数第1位までの秒(例: 1 分 4.0 秒)で表示します。1拍・1小節のカードは、1秒未満をミリ秒の整数、1秒以上を小数第3位までの秒で表示します。
- BPMと拍子は曲全体で1つずつです。途中でテンポや拍子が変わる曲は、区間ごとに分けて計算し、時間を足し合わせる必要があります。
- BPMタップ計測ツールの「測定BPMで曲長計算へ」から開くと、URLの ?bpm= の値が20〜300の範囲なら整数に四捨五入してBPM欄に入ります。
楽曲構成サンプルは60小節の固定パターン
結果の下の表は、入力した小節数や時間とは関係なく、次の8区間・合計60小節を選択中のBPMと拍子で計算したものです。区間の小節数は変更できません。
| セクション | 小節数 | BPM120・4/4での時間 |
|---|---|---|
| イントロ | 4 | 8.00 秒 |
| Aメロ | 8 | 16.00 秒 |
| Bメロ | 8 | 16.00 秒 |
| サビ | 8 | 16.00 秒 |
| 間奏 | 4 | 8.00 秒 |
| 2番(Aメロ+Bメロ) | 16 | 32.00 秒 |
| 大サビ | 8 | 16.00 秒 |
| アウトロ | 4 | 8.00 秒 |
| 合計 | 60 | 2 分 0.0 秒 |
同じ構成をBPM130・4/4で計算すると、合計は1分50.8秒です。区間の組み方が違う曲は、「小節数 → 演奏時間」モードに区間ごとの小節数を入れて個別に求めます。