コード移調ツール(コード進行を全12キーに一括変換)

1コード進行を入力
スペース / カンマ / ハイフン / "|" / 改行 で区切って入力。m7, maj7, sus4, add9, 分数コード(C/E)対応。
2元のキー
3表示モード
ディグリーネーム(キーに対する度数)
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全12キーでの変換結果 現在キーはハイライト
キーコード進行操作
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キー移調ツール(コード進行変換)とは?

コード進行を入力すると、全12キーへの変換結果とディグリーネームを自動表示するブラウザ完結ツールです。「カノン進行をB♭キーで弾きたい」「歌い出しが高すぎるからキーを下げたい」「セッションで急に移調が必要になった」といった作曲・バンド・カラオケ現場で即座に使えます。m7・maj7・sus4・add9・分数コード(C/E)にも対応。

キー移調(Transpose)とは?

曲のすべての音を同じ音程差だけ平行に上下させて、同じ響きを別のキーで再現することです。歌い手の音域に合わせる・特定の楽器で押さえやすい調にする・カポの位置を変えるなどの目的で使います。コードの種類(メジャー/マイナー/7th など)は維持したまま、ルート音だけを変えるのが基本ルールです。

ディグリーネームとは?

キーに対する「度数」でコードを表記する記法です。Cメジャーキーの場合:

度数Cキーでのコード性格
I(トニック)C主和音・安定
iiDmサブドミナント的
iiiEmトニック代理
IV(サブドミナント)Fサブドミナント
V(ドミナント)G強い進行感
viAmトニック代理(短調的)
vii°Bdim導音・不安定

ディグリーで考えると、移調はただ「キーを変える」だけの作業になります。本ツールは入力コード進行を自動でディグリーに分解します。

定番コード進行

名称Cキーでの例度数
カノン進行C - Am - F - GI - vi - IV - V
J-POP王道進行F - G - Em - AmIV - V - iii - vi
循環コードC - Am - Dm - G7I - vi - ii - V7
12小節ブルースC×4 / F×2 / C×2 / G - F - C - GI - IV - I - V

ボーカル音域別の歌いやすいキー早見表

「サビが高すぎる」「ロングトーンで声が割れる」と感じたら、地声の最高音(mid2G〜hiC程度)から逆算してキーを下げるのが基本です。本ツールで原曲キーを入力して、下記の音域帯にメロディの最高音が収まるキーを探してください。

声種地声の上限目安歌いやすいメジャーキー歌いやすいマイナーキー
女性ソプラノhiF〜hiA(F5〜A5)F・G・ADm・Em・F#m
女性メゾ/アルトhiC〜hiE(C5〜E5)C・D・E♭Am・Bm・Cm
男性テナーhiA〜hiC(A4〜C5)A・B♭・BF#m・Gm・G#m
男性バリトンmid2F〜mid2G(F4〜G4)F・G・A♭Dm・Em・Fm
男性バスmid2C〜mid2E(C4〜E4)C・D♭・DAm・B♭m・Bm

※ サビの最高音が地声上限を超える場合は、本ツールで「半音ずつ下げて全12キー」を確認し、最高音が許容範囲に収まる最も近いキーを選ぶのが手早いです。

楽器別「押さえやすいキー」と移調の選び方

同じコード進行でも、楽器ごとに鳴らしやすいキーが大きく違います。バンドでキーを決めるときは「ボーカル優先 → ギター/ピアノの妥協点」の順で本ツールを使って探すのが定石です。

楽器得意キー苦手キー備考
アコギ(カポなし)C・G・D・A・EE♭・A♭・B開放弦の響きが使えるキーが◎
ピアノC・F・G・DF#・C#・G#白鍵中心のキーが弾きやすい
B♭管楽器(トランペット・テナーサックス)B♭・E♭・F・CE・B・A記譜は原音から長2度上で書く
E♭管楽器(アルトサックス)E♭・A♭・B♭・FE・B・F#記譜は原音から長6度上で書く
10穴ハーモニカキー固定(楽器ごとに1キー)2ndポジションで原曲キーの完全5度下の楽器を選ぶ
ベース(4弦)E・A・D・GE♭・A♭・B開放弦が使えるとリズムが安定

カポタストのフレット位置と移調の対応表

アコギでカポを使えば、押さえるコードフォームを変えずに鳴る音だけを上げられます。本ツールで「カポで何フレット?」を計算するには、原曲キーと弾きたい運指キーの差分を見るだけです。

カポ位置運指Cキー → 実音運指Gキー → 実音運指Dキー → 実音
カポなしCGD
1フレットC# / D♭G# / A♭D# / E♭
2フレットDAE
3フレットE♭B♭F
4フレットEBF#
5フレットFCG
7フレットGDA

※ 例えば原曲がE♭キーでアコギ初心者なら、カポ3+運指Cキーの組み合わせで原曲と同じ高さで弾けます。本ツールで「Cキーに移調した結果」を取得 → カポ3を装着、で完了です。

近親調(リレイテッドキー)と転調の使い分け

曲の途中で雰囲気を変えたいとき、いきなり遠いキーへ飛ばすと違和感が出ます。元キーから「近い」関係にあるキーへ転調すれば自然な流れになります。本ツールで元キーから下記の関係に当たるキーを探すと、サビ前の盛り上げや2番のキーアップに使えます。

関係Cメジャーキーからの例共通和音の数使いどころ
平行調Am(短3度下)7和音すべて共通明暗の切替・転調感は最弱
同主調Cm(同じ主音)3和音サビで一気に陰る効果
属調(ドミナント)G(完全5度上)6和音共通明るく前向きな転調
下属調(サブドミナント)F(完全5度下)6和音共通柔らかく落ち着く転調
半音上(突き上げ転調)D♭1和音以下ラスサビの王道盛り上げ
全音上D4和音歌謡曲・演歌のサビ転調

カラオケの「半音下げ」「キー±◯」の正体

カラオケ機種(DAM・JOYSOUND)の「キー±1」は、半音単位での移調を意味します。「キー-3」なら原曲から半音3つ下、本ツールで言う「変換先=原曲キー-3」と同じです。よくある実例を表でまとめました。

カラオケ表示音程の動き本ツールでの操作
キー±0原曲のまま変換先キー = 原曲キー
キー-2(半音2つ下)原曲から全音下変換先キー = 原曲キーの2つ下のキー
キー-5完全4度下(≒5度上の裏返し)男女入れ替え用の定番下げ幅
キー+3短3度上女性→男性曲のオク下回避にも使う
キー+12(オクターブ上)鍵盤上は1オクターブだが、聴感は変わらない男性が女性曲を歌う際の便宜表記

※ 「-5」と「+7」は鍵盤上の音程は別物ですが、コード進行のディグリーは同じになります。本ツールでは全12キーを一覧表示するので、最も歌いやすいキーをすぐに比較できます。

セッション・バンド練習でありがちなキートラブル

  • ギタリストが「Eで」、サックスが「F♯で」と言って噛み合わない: サックスはE♭管/B♭管の移調楽器のため、奏者の言うキーと実音キーがズレている可能性大。本ツールで実音キーに統一して共有するとトラブル回避できます。
  • ベースが半音下チューニング(D♯ Standard)で原曲再現してる: 楽譜上のコード名は原曲キーのままだが、実音はキー-1。他楽器と合わせるなら本ツールで-1半音した結果を共有するか、ベースを通常チューニングに戻すかを最初に決めます。
  • ピアノは「F#m」、ギタリストは「Gm」を見ている: 譜面の改変ミスや写経時の事故が原因。本ツールでF#mに統一移調すれば即座に解決します。
  • 転調後のサビでコード進行が分からなくなる: 転調前後のディグリーが同じなら、本ツールの「ディグリーネーム」を見ながらどちらのキーでも同じ運指で弾けます。

移調しても変わるもの・変わらないもの

移調はあくまで「全音平行移動」のため、相対的な響き(コード進行の機能感)は完全に同じですが、絶対的な要素は変化します。アレンジ判断の参考にしてください。

項目移調で補足
コードの機能(I-IV-V-vi)変わらないディグリーは不変。ノリ・展開感は同じ
メロディの音名変わる「ド→ファ」のように同じ音程差で移動
ボーカルの歌いやすさ変わる声種に合わせた最適キーが必要
楽器の鳴り・響き変わる開放弦の使えるキーは特に明るく響く
カポやチューニングの必要性変わる本ツールで運指キー指定→必要カポ位置を算出可
テンポ・拍子変わらない移調は音高の話。リズムには無関係

よくある質問

メジャー(C)・マイナー(Cm)・7th(C7)・maj7(Cmaj7, CM7, CΔ7)・m7(Cm7)・dim(Cdim, C°)・aug(Caug, C+)・sus4・sus2・add9・6th・9/11/13 などのテンション、分数コード(C/E)に対応しています。大文字/小文字・シャープ/フラット(#/♯, b/♭)も受け付けます。
「1キーだけ表示」モードで、現在のキーの半音上 or 半音下を選んでください。例: 現在C→変換先C#(半音上)/変換先B(半音下)。カポ1フレットで弾きたい場合や、歌いやすいキーへの微調整にも便利です。
「スケール」で「マイナー」を選ぶとナチュラルマイナーを基準にディグリー表示します。例: Aマイナーキーの Am - Dm - G - C は i - iv - VII - III と表記されます。移調自体はメジャー/マイナーどちらでも半音平行移動なので結果は同じです。
サビ冒頭または曲の終止音のコードがトニック(I または vi)であることが多いです。耳コピで取れたコード進行を本ツールに入力し、ディグリーネームが「I - vi - IV - V」のように自然な並びになるキーを試してください。一致したキーが原曲キーである可能性が高いです。最後の音が「ド」のように落ち着く音名なら、その音がトニックです。
テンション部分は数値(数字記号)なのでルート音だけ動かせばそのまま維持されます。例えば「Cmaj7(9)」をDキーに移調すると「Dmaj7(9)」になります。本ツールはmaj7・m7・9/11/13・sus4/sus2・add9・分数コードを保持したまま、ルートだけを平行移動するため、複雑な進行でも崩れません。
移調できます。CキーでD7(II7:Dm が本来)を入れたボサノバ的進行も、AキーならB7、E♭キーならF7に正しく変換されます。本ツールは「キー内ダイアトニックかどうか」を判定せず、入力コードのルートと品質をそのまま平行移動するため、ノンダイアトニックなコード(モーダルインターチェンジ・パッシングディミニッシュ)も含めて崩れません。
いいえ、すべての処理はブラウザ上で完結します。入力内容が外部に送信されることはありません。