住宅ローンシミュレーションツール

1借入額
2金利(年利)
%
※ プリセットは2026/04時点の市場目安。実際の金利は金融機関の審査結果により異なります。
本ツールは入力金利が返済期間中ずっと続く前提で計算します。変動金利を選ぶ場合は将来の金利上昇リスクにご注意ください。
3返済期間
4返済方式
5ボーナス併用払い(任意)

住宅ローンシミュレーションツールでわかること

借入額・金利・返済期間を入力するだけで、住宅ローンの月々返済額・総支払額・総利息・元金と利息の内訳・主要年別の残元金推移まで一画面で可視化できるツールです。元利均等/元金均等の切替、ボーナス併用払い、ボーナス返済による期間短縮効果も自動計算します。物件購入の検討段階から金融機関の事前審査前まで、自分の家計に合った借入計画を「数字で」検証できるのが特徴です。すべてブラウザ内で完結し、入力した借入額や金利・年収などの情報がサーバーに送信されることはありません。なお、本ツールは一般的な計算式に基づく試算で、実際の借入条件・優遇金利・諸費用は金融機関により異なります。個別の借入判断は必ず金融機関の窓口やファイナンシャルプランナー(FP)にご相談ください

返済方式の違い(元利均等 vs 元金均等)

住宅ローンの返済方式は2種類。本ツールでも切り替えて比較できます。借入3,000万円・金利1.0%・35年で試算した場合の違いを下表にまとめました。

項目元利均等返済元金均等返済
毎月の返済額全期間一定(約84,685円)初回が最高・徐々に減少(初回約96,250円→最終約71,500円)
総利息やや多い(約558万円)少ない(約527万円)
初期負担軽い重い(元利均等の約1.14倍)
向いている人家計を平準化したい人・共働き育児期初期に余裕があり総支払を抑えたい人・40代以降の借入

※ 月額差・利息差はあくまで一般式での試算。金融機関によっては元金均等を扱わないところもあります。

金利タイプ3種の比較(変動・固定期間選択・全期間固定)

住宅ローンの金利には大きく3タイプあります。リスクの取り方と家計の柔軟性で選び方が変わるため、本ツールで「変動0.7%で借りた場合」と「フラット35の1.9%で借りた場合」を見比べてみるのがおすすめです。

タイプ金利目安(2026/05)リスク向いている人
変動金利0.6〜1.0%半年ごとに金利見直し・5年125%ルールあり繰上返済の余力がある共働き世帯・短期完済を狙う人
固定期間選択型(10年・20年)1.2〜1.8%固定期間終了後は変動になり再度金利リスク発生子育てで支出が読めない期間だけ固定したい人
全期間固定(フラット35等)1.8〜2.1%金利上昇リスクなし・初期金利は最も高い退職時期まで返済が続く人・教育費との重複期がある人

※ 2025年12月の日銀政策金利引き上げを受け、各行は2026年春に変動金利の基準を0.25%程度引き上げ済み。今後の金利見通しは2026年5月時点では不透明で、将来変動する可能性があります。

借入年数別の総返済額シミュレーション例

同じ「借入3,000万円・金利1.0%・元利均等」でも、返済期間によって月額と総利息が大きく変わります。本ツールの返済期間プリセットを切り替えて、自分のリタイア年齢と照らし合わせてみてください。

期間月々返済額総支払額総利息
20年約137,968円約3,312万円約312万円
25年約113,061円約3,392万円約392万円
30年約96,491円約3,474万円約474万円
35年約84,685円約3,558万円約558万円

期間を10年延ばすと月額は約3万円下がる一方、総利息は約180万円増加。月々の家計余力と「いつまで働いて返済するか」のバランスで最適期間を決めましょう。

年収倍率・返済負担率から見る「無理のない借入額」

金融機関の審査では返済負担率が重視されます。本ツールで弾き出した月額を、自分の手取り月収で割って下表の範囲に収まるか確認してください。

指標安全圏注意ライン危険水域
年収倍率(借入額÷年収)5倍以内5〜7倍7倍超
返済負担率(年間返済額÷額面年収)20%以下20〜25%30%超(フラット35の上限)
住居費比率(月返済÷手取り月収)25%以下25〜30%30%超

注意ラインを超えると、教育費のピーク(中学〜大学)や老後資金準備と両立できなくなるケースが増えます。本ツールの「総支払額」と「総利息」だけでなく、月々の返済額が手取りの何%になるかも必ず計算してから借入額を決めてください。

住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の概要

住宅ローン控除は、年末ローン残高の0.7%を最長13年間(中古は10年間)所得税・住民税から差し引ける制度です。2026年5月時点の主要条件を整理します。

住宅区分借入限度額最大控除額(13年)
長期優良住宅・低炭素住宅(新築)4,500万円約409万円
ZEH水準省エネ住宅(新築)3,500万円約318万円
省エネ基準適合住宅(新築)3,000万円約273万円
その他新築(省エネ基準未達)原則控除対象外
既存住宅(中古)2,000〜3,000万円10年間で最大約210万円

※ 控除を受けるには合計所得2,000万円以下・床面積50㎡以上(一定要件で40㎡以上)・自ら居住等の要件あり。住宅ローン控除を加味した「実質負担」を把握するには、本ツールの総利息額から13年分の控除額を引いて比較するのが目安になります。詳細な適用可否は税務署または税理士へご確認ください。

繰上返済の効果(期間短縮型 vs 返済額軽減型)

繰上返済には2タイプあり、効果が大きく違います。借入3,000万円・金利1.0%・35年・10年経過時点で100万円を繰上返済した場合の試算例です。

タイプ効果月額の変化利息削減効果
期間短縮型返済期間が短くなる変わらない(約84,685円)大きい(約20万円)
返済額軽減型月額が下がる約3,300円減(約81,400円)小さい(約8万円)

総支払額を減らすなら期間短縮型、家計の月々負担を軽くしたいなら返済額軽減型。なお繰上返済資金より住宅ローン控除の残期間と教育費のタイミングを優先したほうが得になるケースもあるため、本ツールで「繰上返済しなかった場合」と「した場合」を見比べたうえで、最終判断はFPに相談してください。

団体信用生命保険(団信)の選び方

団信は債務者が死亡・高度障害になったときにローン残高が0になる保険。多くの民間銀行では金利に込み(無料付帯)ですが、フラット35は任意加入で金利に約0.2%上乗せが必要です。

団信タイプ保障内容金利上乗せ目安
一般団信死亡・高度障害0%(民間銀行は金利込み)
がん保障特約付きがん診断確定でローン残高0+0.1〜0.2%
3大疾病保障がん・心疾患・脳血管疾患+0.2〜0.3%
8大/11疾病保障3大疾病+生活習慣病等+0.3〜0.4%
ワイド団信持病があっても加入しやすい+0.3%程度

※ 金利上乗せ0.3%は借入3,000万円・35年で総額約170万円の差。すでに加入中の医療保険・収入保障保険と保障内容が重複しないか確認したうえで選択するのが鉄則です。健康状態の告知は事実に基づき正確に行ってください。

共働き世帯の借り方(ペアローン・連帯債務・連帯保証)

夫婦で借入額を増やす方法は3種類あり、税制優遇・団信・離婚時のリスクで違いがあります。

方式契約本数住宅ローン控除団信
ペアローン2本(夫婦それぞれ)夫婦両方が利用可夫婦両方が加入
連帯債務(フラット35等)1本夫婦両方が持分に応じて利用可主債務者のみ(デュエットで両方可)
連帯保証(収入合算)1本主債務者のみ利用可主債務者のみ

ペアローンは控除・団信ともに最強ですが、契約本数が2本になるため事務手数料も2倍。離婚時に共有名義の解消が難しいため、長期的なライフプランを踏まえた選択が必要です。本ツールでは1本のローンとして試算するため、ペアローンの場合は夫婦それぞれの借入額で別々にシミュレーションしてください。

フラット35と銀行ローンの主な違い

長期固定の代表格「フラット35」と民間銀行ローンは、審査基準・団信・繰上返済手数料が大きく異なります。

  • 審査基準:フラット35は勤続年数や雇用形態の制限が比較的緩く、自営業・転職直後でも借りやすい。銀行は安定収入と勤続2〜3年以上を求めるケースが多い。
  • 団信:フラット35は任意加入で金利に約0.2%上乗せ。銀行は原則必須で金利込み。
  • 繰上返済手数料:フラット35は無料(10万円以上から・窓口は3万円超)。銀行も大半が無料化済みだが、紙手続きの場合は数千〜数万円。
  • 融資率:フラット35は物件価格の9割を超えると金利が約0.25%上乗せ。頭金1割の確保が割安。
  • 物件要件:フラット35は住宅金融支援機構の技術基準適合が必須。基準を満たさない中古物件は対象外。

住宅ローン以外にかかる諸費用の目安

本ツールはローン返済額の試算ですが、実際には物件価格の6〜10%の諸費用が別途必要です。借入額を決める前に頭金とは別に確保しておきましょう。

費目金額目安(物件3,500万円の場合)備考
仲介手数料(中古)約120万円物件価格×3%+6万円+消費税
登記費用30〜50万円司法書士報酬+登録免許税
ローン事務手数料借入額×2.2%(約66万円)定額型は3〜5万円のところもあり
火災保険・地震保険20〜40万円(10年一括)地震保険は5年が最長
不動産取得税0〜30万円軽減措置あり
引越し・家具家電50〜150万円家族構成による

諸費用込みの「総予算」で見ないと、引渡し直後に手元現金が枯渇する事故が起きます。本ツールで借入額を決める前に、自己資金から諸費用分を差し引いた残額が頭金、と逆算してください。

本ツールを使うときの3ステップ

  1. まず変動0.7%・35年・元利均等で計算:最も金利が低い前提で月額の下限を把握。
  2. 金利を+1〜2%上げて再計算:変動金利の上昇リスクを「自分の月額がいくらまで耐えられるか」で確認。
  3. 期間を5年ずつ短縮して比較:定年退職までに完済できる期間に絞り、退職金や教育費ピークと重ねて最終決定。

このフローで「最悪ケースでも家計が回るか」を事前に検証できます。なお金利動向・税制・優遇措置は今後変更される可能性があるため、契約直前には必ず最新情報を金融機関の窓口で確認してください。

よくある質問

元利均等・金利1.0%・35年で借入3,000万円の場合、月々の返済額は約84,685円、総支払額は約3,558万円(うち利息約558万円)です。金利0.5%なら月額約77,876円、1.5%なら約91,855円と、0.5%の違いでも総額で数百万円変わります。
総支払額は元金均等の方が少なくなります(同じ金利・期間でも利息負担が軽い)。ただし元金均等は最初の月額が高いため、初期の家計負担に耐えられるかが判断ポイント。子育て期・転職直後など月額を抑えたい時期は元利均等が無難です。
現時点の低金利を享受したい・短期で繰上返済できるなら変動。35年間の支払を確定させたい・金利上昇リスクを避けたいならフラット35や長期固定。家計の柔軟性・退職までの期間・リスク許容度で判断しましょう。なお本ツールは入力した金利が全期間適用される前提で計算しています。変動金利を想定する場合は、金利上昇時の月額を「金利を1〜2%高めに設定した場合」で再シミュレーションしておくのがおすすめです。
ボーナスが安定している会社員なら、月額を抑えつつ総返済期間を短縮できるメリットがあります。ただしボーナスは減額・カットのリスクもあるため、ボーナス返済比率は借入額の20%以内に抑えるのが安全です。
5年ルールは「金利が変動しても5年間は月々返済額が変わらない」、125%ルールは「5年後の見直し時も従来額の1.25倍までしか上がらない」という民間銀行の慣行(フラット35や一部ネット銀行は対象外)。一見安心ですが、月額が据え置かれる分だけ未払利息が積み上がり、最終回に一括精算となるリスクがあります。本ツールでは入力金利が全期間続く前提のため、変動を想定する場合は「金利が上がった後の月額」を別途試算しておくと安心です。
一般的な目安は物件価格の1〜2割。フラット35は9割超で金利が約0.25%上乗せされるため、1割は最低ラインとして確保したいところ。ただし諸費用(物件価格の6〜10%)と生活防衛資金(生活費6ヶ月分)を残したうえで頭金を出すのが原則。手元資金を使い切ってフルローンを避けようとして、引渡し後の家計が一気に苦しくなるケースが多いので注意してください。
2026年5月時点の控除率は年末残高の0.7%。借入金利が0.7%以下なら控除13年間は繰上返済を待ったほうが手取りで得になる計算(いわゆる「逆ザヤ」)。1.0%以上の固定金利で借りているなら繰上返済の利息削減効果のほうが大きくなりがちです。判断は個別の所得・控除残期間・他の貯蓄状況で変わるため、税理士やFPに相談したうえで本ツールで「繰上返済後」のシミュレーションをして確認してください。
民間銀行は勤続2〜3年以上・直近3年の所得安定を求めるところが多く、転職直後・自営業1〜2年目だと審査が厳しめ。フラット35は勤続年数の要件がなく、自営業も直近1〜2年の確定申告書で審査されるため借りやすい傾向があります。ただし融資可能額は厳しめに出ることもあるため、本ツールで「借りられそうな額」より「無理なく返せる額」を先に算出してから金融機関に相談してください。
本ツールは一般式(元利均等:P×r×(1+r)^n/((1+r)^n−1) / 元金均等)で計算する目安です。実際の金融機関は、優遇金利・保証料・事務手数料・団信上乗せ等を加味した独自の試算を出します。最終的な月額・総額は必ず金融機関の正式試算書で確認し、個別の借入判断はファイナンシャルプランナー(FP)や金融機関の住宅ローン担当者にご相談ください。
いいえ、すべての処理はブラウザ上で完結します。借入額・年収などの入力データが外部に送信されることはありません。